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柳川市は、標高が0mから5.6mの平らな土地に、総延長930kmの掘割が走る市です1。有明海に面しており、県が想定した最大規模の高潮では市の全域が浸水し、市役所の場所で最大5.2m、0.5m以上の浸水が13時間続くとされています2,1。

柳川市には、太陽光発電と蓄電池の両方に市の補助があります。蓄電池は、すでに太陽光がある家に後から付ける場合も対象です3。

このページでは、柳川市の補助金と、浸水を前提にした蓄電池の置き方を、公的データで整理しました。

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福岡県柳川市の太陽光・蓄電池の補助金(2026年度)

柳川市「令和8年度住宅用太陽光発電システム等設置事業補助金」です(2026年10月2日、市の公式ページで確認。掲載日2026年3月25日)3。

機器補助額
太陽光発電パネルの公称最大出力1kWあたり2万円(上限8万円)
定置式リチウムイオン蓄電池最大容量1kWhあたり1万円(上限4万円)
  • 受付は令和8年4月1日から。予算に達したら終わります
  • 市の交付決定を受けてから工事に着手します。決定までに最大2週間ほどかかるため、工事(建売住宅なら引き渡し)の2週間以上前に申請書を出すよう、市は案内しています
  • この制度で太陽光の補助をすでに受けた人でも、その太陽光に蓄電池を新たに付ける場合は申請できます
  • 蓄電池は、新築または既設の住宅の太陽光につなぐ、未使用の定置式のものが対象です

このほか、蓄電池だけの申し込みもできる福岡県の共同購入(家庭向けは12月16日まで)があります4。隣の大川市・みやま市・筑後市の制度との違いは「【2026年度】福岡県の太陽光・蓄電池の補助金を市町村別に解説」で見られます。

Disaster

柳川市の高潮・浸水の想定と、蓄電池の置き場所

種類柳川市の想定・実績出典
高潮最大規模の高潮で6,810haが浸水し、市役所の場所で最大浸水深5.2m、0.5m以上の浸水が13時間続く想定。有明海沿岸の9市町で最も深い2
洪水平成24年7月の九州北部豪雨で、矢部川と沖端川の堤防が決壊。昭和28年の西日本水害以来の大きな被害になった1
内水河川の改修は進んだが、水田が減って内水の危険度が増している。大雨の前には掘割の水を先に落とす「先行排水」をしている1
土砂災害県の指定状況の一覧に柳川市の行はない5

柳川市の掘割には、有明海が満潮のときに大雨が降っても、雨水を一時的に貯めて内水の氾濫を防ぐ役割があります1。それでも、市内のどこでも浸水を前提に考えておく必要がある市です。

蓄電池の置き場所

高潮の想定では浸水が長く続くため、蓄電池があっても避難が先です。屋外に置く場合は基礎の高さを、難しければ屋内に置ける機種も選べます(取り扱い44型番のうち29型番6)。ご自宅の想定は市の防災ガイドブックで確かめられます7。

Data

数字で見る柳川市の住まい

76.2%

柳川市の住宅のうち一戸建ての割合。県全体は42.8%8

35.4%

一戸建てのうち、1980年以前に建った家(6,310戸)。県内47市町村中7番目に高い8,9

16,720戸

持ち家の一戸建て10

12.0%

そのうち太陽光発電の機器がある家(2,000戸)10

この数字から言えること

  • 一戸建ての3戸に1戸以上が1980年以前の建築です。古い家で太陽光を載せる場合は、屋根材と下地の確認が先になります
  • 太陽光がある家は約2,000戸です。柳川市の蓄電池の補助は、すでにある太陽光への後付けも対象なので3、この2,000戸は蓄電池だけを足す選択肢があります
Solar

柳川市での発電量の目安

柳川市内の観測地点「柳川」は、日照時間を観測していません11。近くの観測地点では、「久留米」が1,963.9時間、「大牟田」が2,066.7時間で、どちらも福岡(1,889.4時間)より長い値です11。1kWあたり約1,200kWh12は、柳川市でも控えめな目安として使えます(推定)。

FAQ
FAQ

福岡県柳川市でよくある導入前の疑問にお答えします

柳川市に太陽光・蓄電池の補助金はありますか?

あります。2026年度は太陽光が1kWあたり2万円(上限8万円)、蓄電池が1kWhあたり1万円(上限4万円)です。

市の交付決定を受けてから工事に着手する必要があり、決定まで最大2週間ほどかかります3。

何年も前に太陽光を付けました。蓄電池の補助は使えますか?

使えます。柳川市は、既設の太陽光に蓄電池を新たに付ける場合も対象にしています。

以前にこの制度で太陽光の補助を受けた家でも申請できます3。今の太陽光の設置年やパワーコンディショナの型番によって、つなげる蓄電池が変わります。

高潮で浸水する想定の地域に、蓄電池を置いて大丈夫ですか?

置く高さと場所を先に決めれば置けます。ただし浸水が長く続く想定なので、避難が先です。

柳川市役所の場所では最大5.2m・13時間の想定です2。屋外に置く場合は基礎を上げる、難しければ屋内に置ける機種を選びます6。

お客様アンケート1,301件の集計で、総合満足度は…

98.4%13

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Area
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柳川市内の対応エリア

掘割の残る市街地から、平成17年に合併した大和・三橋の各地域まで対応します14。

Reason
Promise

省エネ相談室が柳川市で選ばれている理由

Reason01

現地を確かめてからご提案

高潮・内水の想定がある柳川市で、設置前に置き場所の状況を確認します

出典

  1. 柳川市「柳川市国土強靭化地域計画」令和2年12月(https://www.city.yanagawa.fukuoka.jp/library/download/07bosai_bohan/kyoujinkakeikaku/yanagawashi_kyoujinka.pdf)
  2. 福岡県「高潮浸水想定について(有明海沿岸)解説」令和元年12月 表-3(https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/attachment/60615.pdf)。想定し得る最大規模の高潮
  3. 柳川市「令和8年度住宅用太陽光発電システム等設置事業補助金」2026年3月25日掲載(https://www.city.yanagawa.fukuoka.jp/kurashi/gomikankyo/chikyuuonndankataisaku/9829.html 、2026-10-02閲覧)
  4. 福岡県「太陽光発電設備・蓄電池の共同購入の参加者を募集します!」(更新日2026年9月24日)。参加募集期間2026年3月18日〜12月16日は、豊前市「みんなのおうちに太陽光」のページの記載(2026-10-02閲覧、https://www.city.buzen.lg.jp/ondanka4.html)
  5. 福岡県 県土整備部砂防課「県内の土砂災害警戒区域等の指定状況」R8.9.25現在(https://sogo-bousai.pref.fukuoka.lg.jp/sabo/files/optionallink/00000126_file.pdf)
  6. 省エネ相談室の取り扱い蓄電池44型番のメーカー仕様の集計。屋内設置可29、全負荷型専用22・選択可22
  7. 柳川市「柳川市防災ガイドブック」「内水ハザードマップ」(https://www.city.yanagawa.fukuoka.jp/bosai/bosai/bosai__6389.html)
  8. 同 第9-2表。割合は一戸建ての総数17,850戸(建築時期「不詳」を含む)で割った値。1980年以前6,310戸、2011年〜2023年9月2,640戸
  9. 同調査の市区町村別の表に行がある福岡県内47市町村(区は除き、福岡市・北九州市は市全体で1件)の中での順位(上の資料の値を並べたもの)。小さな町村は表に載っていないため、県内60市町村すべての順位ではない
  10. 同 第29-2表。柳川市:持ち家の一戸建て16,720戸、うち太陽光を利用した発電機器あり2,000戸。福岡県は929,100戸のうち103,200戸(11.1%)
  11. 気象庁 平年値(1991〜2020年)。観測地点「柳川」は日照時間の平年値なし(///)。「久留米」1,963.9時間、「大牟田」2,066.7時間、「福岡」1,889.4時間(2026-10-02閲覧)
  12. 経済産業省 調達価格等算定委員会の住宅用太陽光の想定設備利用率13.7%。1kW×8,760時間×13.7%=約1,200kWh(推定・計算値)
  13. 省エネ相談室 お客様アンケート(手書き用紙1,301件・2022〜2026年)の全件を集計。
  14. 柳川市「第1回柳川地域審議会資料」(https://www.city.yanagawa.fukuoka.jp/library/download/shisei/yanagawa.siryou.pdf)。平成17年3月21日に柳川市・大和町・三橋町が新設合併

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