よくある質問

FAQ

省エネ相談室で太陽光発電・蓄電池を設置したお客様から、引き渡しのときにアンケートをいただいています(2022年1月〜2026年4月の1,301件)。このページでは、そのアンケートの「不安な点・わからない点」の欄に書かれた疑問と、太陽光発電・蓄電池でよくある疑問を、7つのテーマに分けてまとめました。

それぞれの回答から、くわしく解説したコラムへ進めます。アンケートの評価の結果(総合満足度98.4%)は、お客様満足度のページで公開しています。

契約前に知りたいこと

太陽光発電システムのメリットは何ですか?

1.電気代を削減できる
屋根上などで太陽光パネルが発電した電気を、お昼間に自家消費することで電気代を削減できます。
2.売電をすることで収入になる
太陽光パネルで発電した電気が自家消費を上回り余った分は、電力会社に売電することができます。
また、FIT制度(固定価格買取制度)により10年間は定められた単価で買い取ってもらうことができ、10年経過後も非FITとして買い取ってもらえます。
3.災害時、停電時に電気が使える
太陽光パネルが発電をしていれば、自立運転に切り替えることで災害などで停電になっても電気を使用できます。
4.環境にやさしい
太陽の光というクリーンなエネルギーで発電をすることで二酸化炭素(CO₂)を排出せず、地球温暖化防止や持続可能な脱炭素社会の実現に貢献をすることができます。

太陽光発電システムのデメリットは何ですか?

1.発電量が気象条件に左右される
太陽光で発電をするので、夜はもちろんのこと、雨や雪などの日は発電量が低くなります。
また、日照時間が短い冬時期も日射量が低下するため春や夏に比べ発電量は低くなります。
2.設置環境や条件が発電量に影響を及ぼしやすい
設置場所の方角、周囲の建造物や植物などの陰により十分な発電量が見込めない場合もあります。
3.機器のメンテナンス費や交換費用が発生する場合もある
太陽光パネルは20~30年以上寿命がありますが、パワーコンディショナー(パワコン)は一般に10〜15年で交換を検討する時期に入るとされています。メーカー保証などが付帯している場合などは保証の範囲内であれば無償で交換ができる可能性もあります。
また、長期にわたり発電量を高く保つためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
4.条件次第では設置ができない可能性もある
屋根上などに設置する際、垂木や野地板などの強度が低い場合や太陽光パネルの架台を固定するための金具が留めれない場合などは設置ができない可能性があります。

蓄電池システムのメリットは何ですか?

1.電気代を削減できる
太陽光発電システムが発電した電気や割安な夜間電力を蓄電池に貯めて使用することで電気代の削減ができます。
2.災害時、停電時に電気が使える
災害や停電時は、太陽光発電システムが発電した電気や電力会社から供給されている電気を蓄電池に貯めておき、日中だけに限らず夜間などでも電気を使用することができます。
また、蓄電池には停電時に電気を供給する範囲の違いで「全負荷型」と「特定負荷型」の2種類あります。
3.環境にやさしい
家で使用する電気のほとんどを自給自足することにより、地球温暖化防止や持続可能な脱炭素社会の実現に貢献をすることができます。

蓄電池システムのデメリットは何ですか?

1.コストがかかる
蓄電池の費用は100万円から300万円ほどのケースが多いとされています。
公的データで計算すると、費用の回収には夜の電気の使用量によって25年〜64年かかり、一般的なご家庭(夜の使用量5〜7kWh程度)では36〜64年です。機器保証は10年か15年なので、保証期間内には回収できません。家庭の状況に応じて専門家にシミュレーションをしてもらうことが重要です。
2.使用できる電力量は限られる
蓄電池は容量によって貯めて使用できる電力量が異なります。家で使用する電力量や用途に合った蓄電池を設置しないと、想定よりも効果が得られないケースがあります。
また、電気プランの見直しでも効果は変わる可能性があります。家で使用している電力量や用途に適した蓄電池のシミュレーションを専門家にしてもらうことが重要です。
3.充放電の回数に寿命がある
蓄電池は、充電と放電を繰り返して使う仕組みです。カタログには、充電と放電を1セットとして何回繰り返せるかを示す「サイクル数」が載っていることがありますが、条件を揃えた試験値で、公表の条件もメーカーで統一されていないため、それだけで寿命は決まりません。
また、バッテリーは充放電を繰り返すことで劣化していき、徐々に蓄電可能な容量が減っていきます。寿命を考慮し長期的な運用相談を専門家にすることも重要です。

今ある太陽光パネルに、蓄電池をつなげられますか?

後付けできます。つなぎ方は、今のパワーコンディショナ(パワコン)を残して蓄電池用のパワコンを足す「単機能型」と、今のパワコンを外して1台にまとめる「ハイブリッド型」の2通りです。どちらが合うかは今のパワコンの使用年数などで変わり、今の機器との組み合わせで選べる機種も変わります。見積もりの前に、太陽光パネルとパワコンのメーカー・型番、設置した年を控えておくと話が早く進みます。

機器はどこに、どのくらいの大きさで付きますか?

付く機器は1台ではなく、組み合わせによって、パワコン(例:屋外の壁)、蓄電池ユニット(屋内か屋外かは機種で決まっている)、停電時用の分電盤、室内リモコンなどが付きます。置ける場所は、日当たり、海からの距離、運転音、周りに空けるスペースなど、メーカーの条件で決まります。契約の前に、付く機器と台数・大きさ、それぞれを付ける場所を、図面や写真で確かめておくとイメージの違いを防げます。

塩害地域ですが蓄電池は設置できますか?

塩害地域でも蓄電池の設置は可能です。ただし、塩害対応の蓄電池を選ぶ必要性があります。
塩害に対応している蓄電池を選定しない場合、故障の原因になることや保証が適用されなくなってしまうケースもあります。
外海や内海でも設置条件が変わるケースもございます。設置条件を確認し検討することが必要です。

蓄電池システムの設置場所は屋内ですか?屋外ですか?

蓄電池は屋内設置のものと屋外設置のものどちらもあります。
屋外設置の場合は、直射日光が当たらないこと、高温多湿でないこと、塩害でないことなどに気を付ける必要があります。
屋内設置の場合は、高温多湿でないこと、重量に耐えられる床材、通気性などに気を付ける必要があります。

太陽光発電システムは屋根以外の場所にも設置できますか?

屋根以外の場所にも設置は可能です。
カーポートへの設置や野立てでの設置などがございます。
詳しくは現場調査などを実施してのご回答となりますので、気軽にお問合せください。

その日のうちに決めないといけませんか?ほかと比べてもいいですか?

比べてから決めてください。太陽光発電や蓄電池は長く使う設備で、ローンを組む場合は10年をこえる約束になることもあります。国民生活センターも、家庭用蓄電池の勧誘トラブルについて、その場で契約せず、複数社から見積もりをとって比較するよう呼びかけています。見積書を比べるときは、型番・工事費を含むか・保証の中身をそろえて見ると、違いがわかりやすくなります。

工事について

工事は何日かかりますか?到着と終了の時間は前もってわかりますか?

工事の日数と時間は、太陽光と蓄電池を一緒に付けるか蓄電池だけか、屋根の形、機器を付ける場所などで変わります。ご自宅の場合の日数と、当日の作業の時間帯は、お見積もりや工事日の調整の際にお問い合わせください。

工事中に停電する時間はありますか?

工事の内容によっては、家の電気を一時的に止める作業が入ることがあります。止まる時間帯と長さは工事の内容で変わるため、冷蔵庫や在宅でのお仕事など気になることがあれば、工事日が決まる前にお問い合わせください。

パワコンの日除け板は必要ですか?費用はかかりますか?

機種と、付ける壁の向きによります。たとえばニチコンの蓄電システム(ESS-T3シリーズ)の資料では、パワコンを建物の南側の壁に付ける場合は日除け板の取り付けが必須とされ、条件を満たさない場所で起きた故障は保証の対象外になると書かれています。日除け板が要るかどうか、要るならその費用が見積もりに入っているかを、契約の前に確かめておくと安心です。

パネルを載せて、雨漏りしませんか?

屋根材を貫通して金具を固定する工法では、その部分の防水処理が大切です。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のガイドラインでは、雨水が入らないよう防水処理を行い、防水に使うシール材は定期的に補修することが求められています。天井のしみなど雨漏りに気づいたら、屋根には上らず、設置した会社に連絡してください。

アンケートの声から

「水もれ、あまもりなど、確認させてもらいましたが、心配ではあります。」

パネルを載せて、構造計算上は問題ありませんか?

載せる前に、建物がパネルの重さに加えて、風・積雪・地震の力に耐えられるかを確かめる必要があります。今ある家では、建物の図面(設計図書)や構造計算書で確かめ、図面がない場合は建築士など構造の専門家に現地調査を頼む方法が、NEDOのガイドラインで示されています。図面や構造計算書がお手元にあれば、見積もりの前にご用意いただくと確認が進めやすくなります。

アンケートの声から

「…ソーラーをのせて構造計算上、問題ないのか?」

引き渡しまで

契約から売電が始まるまで、どんな流れですか?

工事のほかに、電力会社との手続き(電線につなぐための契約と、電気を買い取ってもらう契約)と、国の認定(事業計画認定)の2つの手続きがあり、国の認定を受けるには、先に電力会社の同意が必要です。国の認定の申請は販売会社などが代わりに行うことができ、その場合は、ご本人のメールアドレスに届く確認のメールで「承諾」すると審査が始まります。資源エネルギー庁の案内では、10kW未満の太陽光は申請から認定まで2〜3か月程度とされています。

試運転や説明は、許可が下りてからですか?

売電が始まるのは、電力会社の手続きが済み、電力会社の電線とつながってからです。試運転や使い方の説明をいつ行うかは、工事と手続きの進み方によって変わるため、担当者にお問い合わせください。

使い方

蓄電池のモードは、どう使い分ければいいですか?

蓄電池の運転モードには、太陽光の余った電気を蓄電池に貯めて自宅で使うモードと、余った電気を売るモードがあります(ニチコンの蓄電システムでは「グリーンモード」と「売電モード」〈機種によっては「経済モード」〉)。名前と中身はメーカーで違うため、お使いの機種の取扱説明書でご確認ください。選ぶときは、余った電気を売る単価と、電力会社から買う電気の単価のどちらが高いかで考えるのが基本で、ニチコンは売電の買取期間が終わったあとはグリーンモードをすすめています。

アンケートの声から

「モードの使い分けが難しい」

売電と充電の割合は、どう決めればいいですか?

割合を数字で決めるというより、運転モードの選び方で「余った電気を貯めて使うか、売るか」が決まります。売る単価が買う電気の単価より安ければ貯めて使うほう、高ければ売るほうが得になりやすい、というのが考え方の目安です。機種によっては、停電に備えて蓄電池に残しておく量も設定できます。

エコキュートは何時に沸き上げればいいですか?

太陽光の余った電気がある家では、昼に沸き上げて、余った電気をお湯にして使う方法があり、売電の単価が下がるほど得になりやすくなります。ただし、昼の余った電気が足りていることが前提で、足りないと沸き上げに使えません(三菱電機の目安:300L・370Lタイプで約1.5kW以上)。蓄電池がある家では、深夜の充電とエコキュートの運転の時間が重なると、蓄電池が満充電にならないことがあるため(ニチコンの案内より)、両方の時間を並べて決めましょう。

アンケートの声から

「蓄電と売買電のバランス(エコキュートの運転時間帯)」

モニターで何が見られますか?

機種によって違いますが、ニチコンの例では、室内リモコンで蓄電池の残量や運転モードの確認・設定、エラー(点検コード)の確認などができます。インターネットにつなぐと、発電量・自宅で使った量・売った量・買った量・充電した量などをグラフで見られる機種もあります(電力会社の明細とは誤差が出ることがあります)。設定を変える前には、その設定が何のためのものかを設置した会社に確かめておくと安心です。

期待した発電量が出ているか、どうやって確かめますか?

1か月や1年の発電量(kWh)を、目安の数字と比べる方法がわかりやすいです。国の想定値で計算すると、太陽光1kWあたりの発電量は年間約1,200kWhです。福岡の月別の目安では、気温が高いと効率が落ちるため、いちばん多いのは真夏ではなく5月で、少ない12月とは約2.6倍の差があり、冬に少ないのは故障ではありません。モニターの発電量がいつもより大きく落ち込んでいる、エラーが出ている、といったときは設置した会社に相談してください。

アンケートの声から

「日当たりの良い時に5kwでるかどうか。」

モジュール変換効率とはなんですか?

太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換する際の効率です。
変換効率が高いほどより多くの電気を生み出すので、同じ出力でも変換効率が高いほうが発電量が高くなる傾向になります。

10年後(売電の買取期間が終わったら)、使い方を変えたほうがいいですか?

売電の買取期間(FIT)は10年で満了しますが、売電ができなくなるわけではなく、買取価格が下がります(九州電力の卒FIT買取価格は1kWhあたり7.00円)。電気を買う価格との差が大きくなるため、売るより自宅で使うほうが効果が大きくなり、蓄電池をお持ちの家では運転モードを見直すきっかけになります。満了の半年前から検討を始めると余裕があります。

蓄電池システムの運転音はどれくらいですか?騒音は大丈夫ですか?

製品によって多少違いはありますが、ほとんどの製品において45dB(デシベル)以下と、日常生活で「静か」と感じるレベルです。
全くの無音ではないですが、日常生活で気になることはあまり無いと言えるでしょう。

停電のとき

停電したら、何をすればいいですか?

蓄電池がある家では、停電すると自動で蓄電池からの電気に切り替わる機種があり(ニチコン・長州産業の資料で確認)、室内リモコンなどで切り替わったかと残量を確かめます。太陽光だけの家では、主電源ブレーカー、太陽光発電ブレーカーの順にオフにしてパワコンを「自立運転」に切り替え、自立運転用のコンセントに使いたい機器をつなぎます(自動で切り替わる設定がある機種もあります)。停電が直ったら逆の順番で元に戻してください。操作は機種で違うため、お手元の取扱説明書でご確認ください。

アンケートの声から

「停電時にすぐに対処して使えるか少し不安。」

停電のとき、いつもどおりにどのくらい電気を使えますか?

蓄電池のタイプで変わります。「全負荷」タイプは家じゅうのコンセントに電気が届き、対応する機種ならエアコンやIHなど200Vの家電も使えます。「特定負荷」タイプは、あらかじめ選んでおいた部屋・コンセントだけです。使える時間は蓄電池の残量と使う電気の量で決まり、たとえばニチコンのトライブリッド(4.9kWh・満充電)で冷蔵庫・テレビなど合計400W程度なら約10時間と、メーカーが目安を示しています(保証値ではありません)。

太陽光だけでも、停電中に電気を使えますか?

晴れた昼間なら、パワコンを「自立運転」に切り替えて、自立運転用のコンセントから使えます。使えるのはその専用のコンセントだけで、上限は機種によって違います(例:長州産業・三菱電機の案内では、コンセント1か所あたり最大1,500W)。夜は発電しないため使えず、曇りや朝夕は止まることがあるので、生命に関わる機器はつながないでください。

いざという時に、操作を覚えているか不安です。

停電はめったに起きないため、説明を聞いた直後は覚えていても忘れがちです。取扱説明書の手順を自分の家用に短く書き出して、分電盤や室内リモコンのそばに貼っておくと安心です(下のコラムに印刷用の「停電時の操作メモ」があります)。あわせて、台風の前に蓄電池の残量を多めに残す設定ができるか、わからないときにどこへ連絡するかも確かめておきましょう。

アンケートの声から

「使い方の説明は理解したが、実際停電した時に覚えているか分からないのでその点が不安」

故障・メンテナンス・保証

エラーが出たときは、どこに連絡すればいいですか?

まず、室内リモコンなどに出ているエラー番号(点検コード)と、日時・天気・いつもと違うことを控えてください。連絡先は設置した会社(お買い上げの販売店)が基本で、メーカーの修理が必要な場合は、設置した会社からメーカーに手配する流れになっています(ニチコンの案内より)。

アンケートの声から

「例えばエラーなどでた場合の対応先」

長く使って故障したときは、どうなりますか?

まず、保証期間の中かどうかを確かめてください。保証期間内に製品が原因で故障した場合は無償で修理するとしているメーカーの例がありますが、保証の中身はメーカー・機種で違います。パワコンや蓄電池はパネルより早く交換の時期が来る機器で、パワコンの交換費用は公的な調査で38.4万円程度(5kW想定)とされています。

アンケートの声から

「長期的に使用したときに故障した場合の対応」

太陽光発電システムはどのようなメンテナンスが必要ですか?

1.清掃
落ち葉や鳥の糞、砂埃などの汚れを落とすために清掃をすることで、発電量の維持やホットスポットの防止に繋がります。
2.目視点検
清掃とあわせて太陽光パネルに割れや焦げ付きがないか目視点検を行います。
また、サーモグラフィなどを使用しホットスポットの有無なども点検を行います。
3.定期点検
太陽光パネルの絶縁抵抗値や電圧の測定やパワーコンディショナーの異音、発熱などの確認、ボルトや架台の破損、変形などの確認を行います。
点検の時期は、太陽光発電協会の保守点検ガイドラインでは、設置1年目、5年目、9年目以降は4年ごとが目安とされています。国の委員会の資料(太陽光発電協会へのヒアリング)では、住宅用で3〜5年ごとに1回程度の定期点検が推奨されています。
なお、「点検が義務化された」と言って無料点検に訪れ、高額な契約に誘う点検商法について、自治体が注意を呼びかけています。点検は、訪ねてきた業者ではなく、設置した会社やメーカーに自分から頼みましょう。
長期的に安全に使用するためにもメンテナンスは欠かせないものとなります。
省エネ相談室でも、設置後のメンテナンスとして、パネルの洗浄と、配線を含めた点検・計測に取り組んでいます。

太陽光発電システムの耐久年数はどれくらいですか?

太陽光パネルの寿命はおおよそ20~30年ほどと言われています。
発電した電気を直流から交流に変換するパワーコンディショナーは電子機器のため、パネルより早く交換時期が来ます。一般に10〜15年で検討時期に入るとされています(経済産業省の資料では「20年間で一度は交換される」とされています)。
保証の年数はメーカー・型番で違います。省エネ相談室の取扱23型番では、出力保証は20〜35年(30年が15型番で最も多い)、機器保証は10〜30年です。

蓄電池システムの寿命はどれくらいですか?

蓄電池が「何年もつか」を断定できる数字はありません。サイクル数(充放電を繰り返せる回数)は条件を揃えた試験値で、公表の条件もメーカーで統一されていないため、それだけで寿命は決められません。実用的な目安になるのは、メーカーの機器保証の年数と、容量保証が付いているかどうかです。省エネ相談室の取扱44型番では、機器保証15年が36型番、10年が8型番で、容量保証があるのは25型番です。
規定のサイクル数に達しても使えなくなるわけではありませんが、容量の減り方は大きくなります。サイクル数は型番ごとに違うため、検討する際は保証の年数とあわせて確認しておきましょう。

保証の内容は、どこで確かめられますか?

お手元の保証書と、メーカーの保証の案内で確かめられます。見るところは機器ごとに違い、太陽光パネルは「出力保証」と「機器保証」の年数、蓄電池は「機器保証」の年数と、容量の減り方を保証する「容量保証」があるかどうかが目安です。工事にかかわる保証(施工保証)は、原則として設置した会社が出すもので、メーカーの保証とは別です。長州産業の「施工保証10年」のように、メーカーが工事に起因する不具合を保証する製品もあるため、あわせて確かめておきましょう。

アンケートの声から

「メンテ、保障など」

費用・補助金・支払い

本当に元が取れますか?

ご家庭の条件で大きく変わります。経済産業省の資料の数値で計算すると、太陽光(6.20kW・補助金なし)は、発電した電気を自宅で使う割合によって、回収まで約14〜22年でした。蓄電池は金額だけで見ると回収に長い年数がかかり(一般的なご家庭の試算で36〜64年)、停電への備えなどに価値を感じるかどうかで判断する設備です。省エネ相談室では、検針票をもとに、ご自宅の条件で無料でシミュレーションしています。

アンケートの声から

「太陽光発電の設置で本当に元が取れるのか?」

国の補助金はありますか?

蓄電池の国の補助金(DR補助金)は、2026年分の受付が5月29日に終わり、次の公募は2026年10月時点で発表されていません。今も使える国の制度に「みらいエコ住宅2026事業」があり、断熱リフォームとあわせて行う場合に、蓄電池1戸あたり96,000円が補助されます(DR補助金との併用はできません)。福岡県内では市町村独自の補助金がある自治体もあるため、お住まいの自治体の制度もあわせて確かめましょう。

アンケートの声から

「蓄電池に対する国の補助金について知りたい」

ローンで支払えますか?毎月の支払いはどうなりますか?

支払い方には、現金のほか、販売会社を通す分割払い(信販会社のクレジット)、銀行・信用金庫などのリフォームローン、住宅ローンへの組み込みがあります。毎月の額は金利と回数で決まり、回数を増やすと毎月の額は下がる一方で利息は増えるため、支払総額で比べることが大切です。契約の前に、支払総額・金利・回数・最初の引き落としの時期・問い合わせ先を書き留めておきましょう。

アンケートの声から

「今後の支払いがどうなるのか(金額)」

設置費用はいくらですか?

公的な平均では、太陽光は1kWあたり30.1万円(今ある家に載せる場合)で、5kWなら約151万円が出発点です。蓄電池は1kWhあたり17〜22万円で、10kWhなら170〜220万円が目安です(いずれも補助金を引く前)。実際の金額は機種や屋根・設置場所の条件で変わるため、ご自宅の条件でお見積もりします。

ご相談・お見積り0円

無料でシミュレーションいたします お気軽にお問い合わせください

お電話でのお問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

メールでのお問い合わせ