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太陽光と蓄電池のセット価格は?容量の組み合わせ別の相場
太陽光と蓄電池のセット価格は?容量の組み合わせ別の相場

太陽光発電と蓄電池をセットで入れる価格は、太陽光の容量(kW)と蓄電池の容量(kWh)の組み合わせで決まります。国の資料の単価で計算すると、今ある家に入れる場合の目安は次のとおりです。

組み合わせセット価格の目安
太陽光5kW+蓄電池7kWh約270〜305万円
太陽光6kW+蓄電池10kWh約351〜401万円
太陽光7kW+蓄電池13kWh約432〜497万円

※国の資料の平均的な単価から計算した目安です。資料には、金額が税込か税抜かの明記がありません

使った単価は、太陽光が1kWあたり30.1万円(2025年に既築の住宅に設置された平均)、蓄電池が1kWhあたり17〜22万円(補助金を使わない場合の設備費15〜20万円+工事費2万円)です。どちらも経済産業省の資料の値です。

ただし、これは太陽光と蓄電池の単価を足しただけの目安です。機器の組み合わせしだいで、単純な足し算より下がることがあります(くわしくは後で説明します)。

この記事では、容量の組み合わせ別の早見表、セット価格を左右するポイント、補助金、費用を抑えるためにできることをまとめます。

セット価格は太陽光の分(kW数×30.1万円)と蓄電池の分(kWh数×17〜22万円)を足して考える。今ある家の目安は、太陽光5kW+蓄電池7kWhで約270〜305万円、6kW+10kWhで約351〜401万円、7kW+13kWhで約432〜497万円

容量の組み合わせ別:セット価格の早見表

今ある家に入れる場合

太陽光は1kWあたり30.1万円、蓄電池は1kWhあたり17〜22万円で計算しました。

太陽光\蓄電池7kWh(119〜154万円)10kWh(170〜220万円)13kWh(221〜286万円)
4kW(約120万円)約239〜274万円約290〜340万円約341〜406万円
5kW(約151万円)約270〜305万円約321〜371万円約372〜437万円
6kW(約181万円)約300〜335万円約351〜401万円約402〜467万円
7kW(約211万円)約330〜365万円約381〜431万円約432〜497万円

※国の資料の平均的な単価から計算した目安で、見積もりの金額ではありません。屋根の形・屋根材、機種、工事の条件、補助金で変わります

※資料には、金額が税込か税抜かの明記がありません

新築の場合、太陽光の単価は28.9万円で、既築より1.2万円低くなります。太陽光6kWなら、上の表より約7万円低い計算です。

使った単価の出どころ

単価資料
太陽光(既築)1kWあたり30.1万円調達価格等算定委員会の資料(2026年1月)。2025年設置の平均
太陽光(新築)1kWあたり28.9万円同上
蓄電池1kWhあたり17〜22万円(設備費15〜20万円+工事費2万円)定置用蓄電システム普及拡大検討会の資料(2024年11月)。補助事業を使わない場合の標準的な水準

太陽光パネル本体の価格や、蓄電池の容量別の価格は、それぞれの記事でくわしく解説しています。

→ 太陽光パネルの価格は1kWで約13.5万円|1枚あたりの目安

→ 蓄電池の価格・費用相場|1kWh単価と容量別の目安【2026年】

福岡で実際に多い組み合わせ(施工事例の平均)は、セット導入のガイドで紹介しています。

→ 太陽光と蓄電池のセット導入|福岡の施工事例133件中90件が併用

セット価格を左右する3つのポイント

1. パワーコンディショナが1台か2台か

太陽光にも蓄電池にも、電気の形を変えるパワーコンディショナが必要です。太陽光と蓄電池の両方を1台で受け持つ機種(ハイブリッド型など)を選ぶと、2台そろえる必要がありません。

国の資料では、太陽光の単価にパワーコンディショナの分が含まれています(新築の内訳で1kWあたり5.3万円)。蓄電池の設備費にも、パワーコンディショナが含まれています(補助事業のデータの内訳で、2023年度は1kWhあたり1.5万円)。そのため、1台で受け持つ機種でセットにする場合、単価を単純に足した金額は、パワーコンディショナの分を重ねて数えている可能性があります。いくら変わるかは機種と構成によるため、見積もりで確かめてください。

2. 蓄電池の容量(何kWh)

セット価格のうち、蓄電池は1kWhごとに17〜22万円ずつ増えます。早見表で、同じ太陽光6kWでも、蓄電池を7kWhから13kWhにすると、約100〜130万円上がります。必要な容量は、夜に使う電気の量や、停電の時にどこまで使いたいかで決まります。

→ 家庭用蓄電池の容量の目安は何kWh?計算方法と選び方

3. 屋根と設置場所の条件

太陽光は屋根の形・屋根材で工事の手間が変わり、蓄電池は置く場所(屋内・屋外、基礎が要るか)で工事の内容が変わります。設置場所の決め方は、こちらで解説しています。

→ 蓄電池・パワコンの設置場所の決め方|契約前に確かめたい7つ

太陽光と蓄電池でパワーコンディショナが2台の構成(太陽光用と蓄電池用に1台ずつ)と、ハイブリッドパワコン1台で受け持つ構成の違い

補助金を引くといくらになる?

国の蓄電池補助金(DR補助金)は、2026年分の受付を終えている

国の「DR補助金」(家庭用蓄電システム導入支援事業)は、2026年に受け付けた分が5月29日に予算に達し、受付を終えました。補助額は「蓄電池の初期実効容量1kWhあたり3.45万円」「設備費と工事費の3/10」「60万円」のうち最も低い額でした。2026年10月時点で、次の公募は発表されていません。

この補助金には、蓄電池の設備費と工事費の合計(税抜)が、蓄電容量1kWhあたり12.5万円以下という価格の条件もありました(2026年分)。たとえば10kWhなら税抜125万円以下です。

※この記事の早見表で使った蓄電池の単価(17〜22万円)は、資料に税込か税抜かの明記がありません。税抜の12.5万円と、そろえた条件で比べた値ではない点にご注意ください

今も使える国の制度:みらいエコ住宅2026事業

国土交通省・環境省の「みらいエコ住宅2026事業」では、リフォームの補助の対象に蓄電池が入っていて、1戸あたり96,000円です。ただし、窓などの断熱リフォームとあわせて行うことが条件で、蓄電池だけでは申請できません。DR補助金と同じ蓄電池で、両方を受けることもできません。

国の蓄電池補助金の条件や申請の流れは、こちらの記事でまとめています。

→ 蓄電池の国の補助金|2026年のDR補助金の金額と今使える制度

福岡県内の市町村の補助金

市町村によっては、太陽光や蓄電池に独自の補助金があります。お住まいの市町村の制度は、こちらの記事で確かめてください。

→ 【2026年度】福岡県の太陽光・蓄電池補助金を市町村別に解説

セット価格を抑えるためにできること

複数の会社から見積もりを取り、単価に直して比べる

太陽光と蓄電池の内訳を分けてもらい、太陽光は1kWあたり、蓄電池は1kWhあたりに直して比べます。見積もりの取り方と見積書の確かめ方は、こちらの記事にまとめています。

→ 蓄電池の見積もりは何社?見積書で確かめる項目と比べ方

補助金の申請と契約の順番を先に決める

補助金には、契約や工事の前に申請が必要なものがあります。使うつもりの補助金がある場合は、見積もりの段階で、申請と契約の順番を販売店に確かめておきましょう。

容量を、使い方に合わせる

大きい容量ほど価格は上がります。電気の使い方に対して大きすぎる容量を選ぶと、そのぶん高くなります。容量の決め方は、上でご紹介した容量の記事をご覧ください。

セットの価格は数百万円になるため、ローンを使うご家庭もあります。金利と月々の返済の目安はこちらです。

→ 蓄電池のローン金利の目安と月々の返済額|契約前の確認点

省エネ相談室にご相談ください

省エネ相談室にアンケートをいただいたお客様(2022年〜2026年・1,301件)からは、工事も金額も満足だった、という声もいただいています。

屋根の形とご家庭の電気の使い方をうかがい、太陽光と蓄電池の容量の組み合わせを含めた無料のシミュレーションをしています。お気軽にご相談ください。

無料相談・お見積りはこちら

よくある質問

太陽光と蓄電池をセットで入れると、いくらかかりますか?

国の資料の単価で計算すると、今ある家に太陽光6kW+蓄電池10kWhで約351〜401万円、太陽光5kW+蓄電池7kWhで約270〜305万円が目安です。容量・機種・工事の条件・補助金で変わります。

セットで入れると、いくら安くなりますか?

公的なデータで「いくら下がる」と言える値はありません。太陽光と蓄電池を1台のパワーコンディショナで受け持つ機種を選ぶと、2台分の費用がかからないため、単価を単純に足した目安より下がることがあります。下がる額は機種と構成で変わるため、構成の違う見積もりを並べて比べてください。

太陽光と蓄電池の価格は、1kW・1kWhあたりいくらが目安ですか?

太陽光は1kWあたり30.1万円(既築)・28.9万円(新築)、蓄電池は補助金を使わない場合で1kWhあたり17〜22万円が、国の資料の目安です。

国の補助金で、セット価格はいくら下がりますか?

国の蓄電池補助金(DR補助金)は、2026年分の受付を5月29日に終えています。2026年10月時点で次の公募は発表されていません。今も使える国の制度として、みらいエコ住宅2026事業(リフォームで蓄電池1戸あたり96,000円・断熱リフォームとあわせることが条件)があります。市町村の補助金は、お住まいの地域によって違います。

まとめ

  • 計算のしかた:太陽光(1kWあたり30.1万円・既築)×kW + 蓄電池(1kWhあたり17〜22万円)×kWh
  • 目安:太陽光5kW+蓄電池7kWhで約270〜305万円、6kW+10kWhで約351〜401万円、7kW+13kWhで約432〜497万円
  • 価格を左右するもの:パワーコンディショナの台数、蓄電池の容量、屋根と設置場所の条件
  • 補助金:国のDR補助金は2026年分が終了。みらいエコ住宅2026(96,000円・断熱リフォームが条件)と市町村の制度を確かめる

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