新着情報

News
蓄電池のモニターで何が見られる?リモコンとネットでの見方
蓄電池のモニターで何が見られる?リモコンとネットでの見方

蓄電池や太陽光を付けると、家の中に室内リモコン(モニター)が付きます。発電や充電のようすを確かめたり、運転モードを決めたり、エラーの表示を見たりするためのものです。インターネットにつなぐと、ウェブ上で毎日の発電量や売電量などのデータを見られる機種もあります。

この記事では、アンケートで記入がいちばん多かった蓄電池メーカー、ニチコン(アンケートをいただいた1,301件のうち683件)の案内を例に、モニターで見られること、使い方、見るときの注意をまとめます。機種によって見られる内容は違うため、お使いの機種の取扱説明書もあわせて確かめてください。

蓄電池のモニターで見られること(ニチコンの例)。室内リモコンではエラーの確認、運転モードと停電に備える残量の設定、通信の確認。インターネットでは発電量・自家消費量・売電量・買電量・充電量などをグラフで見られる

室内リモコンでできること(ニチコンの例)

ニチコンのよくある質問からわかる、室内リモコンでできることの例です。

できることニチコンの案内(要旨)
エラーの確認エラーは、室内リモコンの画面に「点検コード」として表示される
運転モードの設定グリーンモード・売電モード(経済モード)などを、運転モードの設定画面で選ぶ
停電に備える残量の設定「非常時安心設定」で、停電に備えて残しておく量を決められる
外からの制御の確認AI自動制御や気象警報自動制御などの指示でモードが変わると、「リモート」と表示される
電気自動車の残量(トライブリッド)電気自動車への充電が終わっても通知はなく、リモコンの電気自動車アイコンの横の残量で判断する
通信の確認インターネットにつないでいる場合、「ルーター接続」「見守り接続」が OK かを確かめられる

※ニチコンの公式サイトのよくある質問より(2026年10月確認)

運転モードや残しておく量の決め方は、こちらで解説しています。

→ 蓄電池の運転モードはどれがいい?グリーンと売電の選び方

時刻合わせが必要な場合も

ニチコンの案内では、見守りサービス(下記)を使っている場合は時刻の補正機能がありますが、使っていない場合は補正機能がないため、定期的に時刻合わせをするようにとされています。充電する時間などを時刻で決めている場合は、ずれていないか確かめましょう。

インターネットにつなぐと見られるデータ(ニチコンの例)

ニチコンでは、無料の「ニチコンオーナーズ倶楽部」に入り、見守りサービスに加入すると、オーナーズ倶楽部のサイトで電力データをグラフで見られます。オーナーズ倶楽部のマニュアルでは、表示できるデータとして次のものが挙げられています(モデルや構成によって違います)。

データ意味
太陽光発電量太陽光パネルの発電量
再エネ自家消費量発電した電気のうち、家や蓄電池、電気自動車に使った分
売電量・買電量電力会社に売った電気・電力会社から買った電気
蓄電池充電量・電池残量蓄電池に充電した電気と、蓄電池の残量
V2H充電量・EV電池残量電気自動車に充電した電気と、その残量
消費電力量家で使った電気(太陽光や蓄電池から使った分も含む)

売電単価・買電単価を設定すると、電気料金も表示できるとされています。

見るときの注意

ニチコンの案内では、次のことが書かれています。

  • 表示される電力量や電気料金は目安。計測の方法の違いから、HEMSや電力会社の領収書などと誤差が出ることがある
  • 表示できるのは「ネットワークにつないだときから前日まで」。保存期間は、ネットワークにつないでから原則10年間
  • ネットワークが不安定だったり、つながっていなかったりした期間のデータは表示できない

電気代の正確な金額は、電力会社の明細で確かめましょう。モニターのデータは、発電や使い方の傾向をつかむのに向いています。

見守りサービス

ニチコンの見守りサービスは、蓄電システムのエラーの発生状況を見守り、機器のソフトウェアの更新などをネットワーク経由で提供する無料のサービスとされています。使うには、家のインターネットに室内リモコンをつなぐ必要があり、ニチコンは有線でつなぐことをすすめています。施工のときにインターネットにつないでいない場合は、接続の工事が必要とされています。

モニターで、日ごろ見ておきたいこと

  • 発電量がいつもより大きく下がっていないか:天気のわりに少ない日が続くときは、設置した会社に相談する
  • 点検コード・エラーの表示が出ていないか:表示を控えて、設置した会社に連絡する
  • 売電量と自家消費量のバランス:運転モードや、エコキュートなどを動かす時間を決めるときの参考になる

太陽光発電協会の保守点検ガイドラインでも、持ち主が毎月1回程度、目で見て確かめる日常点検がすすめられています。エラーが出たときの連絡のしかたは、こちらで解説しています。

→ 太陽光・蓄電池が故障したら?エラー表示の確かめ方と連絡先

設定を変えるときは、何のための設定かを確かめてから。運転モードや充電の時間などは、ご家庭の電気料金のプランや使い方に合わせて決められていることがあります。わからない設定は、変える前に設置した会社に確かめましょう。

省エネ相談室では、モニターの見方や設定についてのご相談もお受けしています。お気軽にご相談ください。

無料相談・お見積りはこちら

よくある質問

蓄電池を付けると、モニターは必ず付きますか?

蓄電池には、状態の確認や設定をするための室内リモコンが付くのが一般的です。たとえばニチコンの蓄電システムでは、エラーは室内リモコンの画面に点検コードとして表示されます。付く機器は機種によって違うため、契約の前に確かめてください。

インターネットで発電量を見られますか?

機種によります。ニチコンの場合は、オーナーズ倶楽部に入って見守りサービスに加入すると、電力データをグラフで見られます。室内リモコンを家のインターネットにつなぐ必要があります。

モニターの電気料金と、電力会社の請求が違います。

ニチコンの案内では、表示される電気料金は目安で、計測方法の違いから電力会社の領収書などと誤差が出ることがあるとされています。正確な金額は電力会社の明細で確かめてください。

まとめ

  • 室内リモコン:エラー(点検コード)の確認、運転モード・残量の設定、通信の確認などができる(ニチコンの例)
  • インターネットにつなぐと:発電量・自家消費量・売電量・買電量・充電量などをグラフで見られる機種もある
  • データは目安:電力会社の明細と誤差が出ることがある
  • 日ごろ見ること:発電量の落ち込み、エラーの表示、売電と自家消費のバランス
  • 設定を変える前に:何のための設定か、設置した会社に確かめる

お電話でのお問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

メールでのお問い合わせ