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長州産業の太陽光パネルの価格|希望小売価格と福岡の施工事例
長州産業の太陽光パネルの価格|希望小売価格と福岡の施工事例

長州産業の太陽光パネルを勧められた、または見積もりを受け取った。そんなときに知りたいのが「長州産業のパネルは、いったいいくらなのか」です。

長州産業は、太陽光パネル(太陽電池モジュール)の価格を、カタログにメーカー希望小売価格として載せています。この記事の要点は次のとおりです。

  • 1枚あたり:今のカタログのN・B・Gシリーズで、約7.1万円(109W)〜約25.5万円(390W)。いずれも税込の希望小売価格
  • 1kWあたり:NシリーズとBシリーズは、どの型番で計算してもほぼ同じ約65.5万円。Gシリーズは約71.5万円
  • 見積もりの金額とは別:希望小売価格はパネル単体の定価で、工事費などは含まれない。見積もりの金額は、販売・施工する会社が機器と工事を含めて決める
  • 見積もりの比べ方:希望小売価格からの値引きの大きさではなく、1kWあたりの総額と、型番・枚数・工事の中身で比べる
  • 省エネ相談室でも取り扱い:省エネ相談室でも、長州産業の太陽光パネルを取り扱っています(取扱メーカー一覧)

なお、長州産業のカタログには「本カタログ掲載商品の価格には、配送料・設置調整費・工事費、使用済み商品の引き取り費等は含まれておりません」と書かれています(長州産業 Nシリーズ(390W)カタログの裏表紙)。この記事の希望小売価格は、すべてパネルなどの機器そのものの価格です。

この記事では、長州産業の太陽光パネルの希望小売価格を型番ごとにまとめ、見積もりの金額との関係、パネル以外にかかる機器の価格、省エネ相談室の施工事例とアンケートで見る容量の目安を、順に解説します。

長州産業の太陽光パネルのシリーズ別の1kWあたりの希望小売価格。NシリーズとBシリーズは約65.5万円、Gシリーズは約71.5万円(パネルのみ・税込)。カタログの価格には、配送料・設置調整費・工事費などは含まれない

長州産業の太陽光パネルの希望小売価格

長州産業の主な住宅用のシリーズは、Nシリーズ・Bシリーズ・Gシリーズです(2026年10月時点の製品ページ)。雪国向けのほっとパネルと産業用は除きます。それぞれのカタログに載っている希望小売価格をまとめました。

Nシリーズ(N型TOPConセル)

型番種類公称最大
出力
変換
効率
希望小売価格
(税込)
CS-390N11標準390W22.0%255,310円
CS-258N11標準258W21.4%168,960円
CS-126N11Sハーフ126W20.1%82,500円
CS-126N11
L・R
台形126W17.5%82,500円
CS-250N11AG
ほか
低反射
タイプ
(受注
生産品)
250W
ほか
20.8%
(250W)
オープン
価格

出典:長州産業 Nシリーズ(390W)カタログ(2026年5月)

Nシリーズのカタログでは、太陽電池モジュールの出力保証は30年です。

Bシリーズ(単結晶セル)

型番種類公称最大
出力
変換
効率
希望小売価格
(税込)
CS-364B91標準364W20.5%238,260円
CS-243B91標準243W20.2%159,060円
CS-120B91Sハーフ120W19.1%78,540円
CS-120B91
L・R
台形120W16.6%78,540円
CS-238B91AG
ほか
低反射
タイプ
(受注
生産品)
238W
ほか
19.8%
(238W)
オープン
価格
CS-340B81標準340W20.0%222,530円
CS-223B81サブ223W19.2%145,970円
CS-223B81S標準223W19.2%145,970円
CS-109B81Sハーフ109W18.4%71,390円
CS-109B81
L・R
台形109W16.6%71,390円

出典:長州産業 Bシリーズ(364W)カタログ(2026年1月)・Bシリーズ(340W)カタログ(2024年7月)・Bシリーズ(223W)カタログ(2024年7月)

Bシリーズのカタログでは、出力保証は25年です。

Gシリーズ(ヘテロ接合セル)

型番種類公称最大
出力
変換
効率
希望小売価格
(税込)
CS-348G81標準348W20.4%248,820円
CS-232G81サブ232W20.0%165,880円
CS-232G81S標準232W20.0%165,880円

出典:長州産業 Gシリーズ(348W)カタログ(2024年7月)

Gシリーズのカタログでは、出力保証は25年です。

※低反射タイプは「オープン価格」で、カタログに「オープン価格の商品は希望小売価格を定めていません」とあります。

1kWあたりに直すと、NシリーズとBシリーズは約65.5万円

希望小売価格を出力で割ると、NシリーズとBシリーズは、どの型番も1Wあたり約654〜655円でした。1kW(1,000W)あたりに直すと約65.5万円です。Gシリーズは1Wあたり約715円、1kWあたり約71.5万円でした。

シリーズ1Wあたり1kWあたり
Nシリーズ(4型番)約654.6〜654.9円約65.5万円
Bシリーズ(9型番)約654.5〜655.0円約65.5万円
Gシリーズ(3型番)約715.0円約71.5万円

※希望小売価格(税込)÷公称最大出力で計算。オープン価格の低反射タイプは含みません

同じシリーズなら、大きいパネルも小さいパネルも、出力あたりの希望小売価格はほぼ同じです。そのため、パネルの希望小売価格は「1枚いくら」よりも「合計で何kWか」で決まります。

希望小売価格と、見積もりの金額の関係

希望小売価格は、パネル単体の定価

希望小売価格は、メーカーが示す参考の価格です。カタログの注記のとおり、配送料・設置調整費・工事費などは含まれていません。見積もりの金額は、販売・施工する会社が、パワコンなどの機器・架台・工事を含めて決めます。

長州産業のパネルだけの、実際の販売価格の平均を示す公的なデータは見つかりませんでした。見積もりを見るときは、希望小売価格からいくら値引きされたかではなく、総額を合計出力(kW)で割った1kWあたりの金額と、何が含まれているかで比べるのが確実です。

見積もりの総額の物差し

見積もりの総額の見当をつけるときは、国の資料の設置費用の平均が物差しになります。経済産業省の委員会(調達価格等算定委員会)の資料(2026年1月)では、今ある家に後から載せる場合(既築)の住宅用太陽光の設置費用は、工事費を含めて1kWあたり30.1万円でした(さまざまなメーカーを含めた平均)。容量別の目安と、金額に幅が出る理由は、こちらでまとめています。

→ 太陽光発電の設置費用は1kW30.1万円|容量別の目安と維持費

パネル以外にかかる機器の希望小売価格

太陽光発電は、パネルだけでは動きません。発電した電気を家で使える形に変えるパワーコンディショナ(パワコン)などの機器と、パネルを屋根に固定する架台、工事が必要です。長州産業のNシリーズのカタログには、次の機器の希望小売価格が載っています。

機器型番希望小売価格
(税込)
パワコン(屋内・3.0kW)SSITL30E3CS284,900円
パワコン(屋内・4.0kW)SSITL40E3CS354,200円
パワコン(屋内・5.5kW)SSITL55E3CS477,400円
パワコン(屋外・マルチストリング・4.4kW)SSITL44B6CS454,300円
パワコン(屋外・マルチストリング・5.5kW)SSITL55B6CS574,200円
接続箱(2回路)SCS-2CKS131,900円
接続箱(3回路)SCS-3CKS135,200円
電力計測制御ユニット(別売)MCSM-P06116,600円
一括制御リモコン(別売)RC31219,800円

出典:長州産業 Nシリーズ(390W)カタログ(2026年5月)

カタログから分かることを補足します。

  • 屋外設置タイプのマルチストリングパワコンは、接続箱の機能を内蔵していて、接続箱が要らない
  • 屋外設置タイプのパワコンの場合は、自立運転コンセント(停電のときに使うコンセント)を設置する工事が必要
  • 出力制御に対応するには、出力制御対応型のパワコンと電力計測制御ユニットの両方と、インターネットにつながる通信環境が必要

架台と工事費の価格は、カタログには載っていません。屋根の形や屋根材で変わるため、見積もりで確かめます。

家庭の太陽光(10kW未満)が九州電力の出力制御の対象になるかは、こちらで解説しています。

→ 九州電力の出力制御とは?家の太陽光(10kW未満)は対象?

福岡のお宅では、何kW載せている?

アンケートでは、長州産業のパネルの中央値は6.70kW

省エネ相談室にアンケートをいただいたお客様1,301件(2022年〜2026年)のうち、太陽光パネルのメーカーが長州産業だったのは318件(2022年〜2025年)でした。パネルの型番の出力と枚数から合計出力を計算すると、次のとおりです。

項目318件の集計
合計出力の中央値6.70kW
半数のお宅が入る範囲5.04〜8.16kW
パネルの枚数の中央値20枚(枚数を計算できた316件)

この318件のうち232件は、蓄電池も長州産業の製品でした。長州産業のパネルを設置したお客様のアンケートには、「みなさん愛想よく、気持ちよくお任せできました」という声もいただいています。

この容量で計算すると

たとえば、Nシリーズの390Wのパネル(CS-390N11)を16枚載せると6.24kWで、アンケートの中央値(6.70kW)に近い容量です。このときのパネルの希望小売価格(税込)は、16枚で4,084,960円です。これはパネル単体の定価で、パワコンなどの機器・架台・工事費は含まれていません。実際の見積もりの金額は、販売・施工する会社が別に決めます。

省エネ相談室の施工事例に見る、長州産業のパネル

掲載している29件の容量

省エネ相談室が施工事例として掲載している福岡県内の133件のうち、長州産業の太陽光パネルを使った事例は29件です(2021年〜2026年)。

合計出力件数
3kW台5件
4kW台8件
5kW台5件
6kW台3件
7kW台2件
8kW台2件
9kW以上4件

中央値は5.10kW(最小3.34kW〜最大11.39kW)、パネルの枚数の中央値は16枚でした。

29件のうち18件は、蓄電池も長州産業

組み合わせ件数
長州産業のパネル+長州産業の蓄電池18件
長州産業のパネル+ニチコンの蓄電池8件
太陽光のみ3件

型番は、設置した時期で変わる

29件で使ったパネルの型番は次のとおりです。設置した時期によって販売されている型番が変わるため、今の製品ページに載っていない型番も含まれています。

型番件数今のカタログ
CS-340B8113件Bシリーズ(340W)カタログに掲載(222,530円)
CS-284B615件今の製品ページには掲載なし
CS-315B614件今の製品ページには掲載なし
CS-335K41H4件今の製品ページには掲載なし
CS-223B81S2件Bシリーズ(223W)カタログに掲載(145,970円)
CS-364B911件Bシリーズ(364W)カタログに掲載(238,260円)

施工事例で使っているのと同じ型番でも、見積もりを取る時点の型番と価格は、最新のカタログで確かめてください。長州産業の太陽光パネルの特徴や保証、施工事例の詳しい内訳は、こちらでまとめています。

→ 長州産業の評判は?太陽光・蓄電池のスペックと寿命を解説

長州産業をほかのメーカーと比べて選びたいときの見方は、こちらで解説しています。

→ 太陽光パネルのメーカーの選び方|6つの比べ方と福岡の施工事例

長州産業のパネルを使った施工事例29件の合計出力の分布。3kW台5件、4kW台8件、5kW台5件、6kW台3件、7kW台2件、8kW台2件、9kW以上4件。中央値は5.10kW、パネルの枚数の中央値は16枚

長州産業のパネルの見積もりで確かめること

長州産業のパネルの見積もりを受け取ったら、次の項目を確かめると、ほかの見積もりと比べやすくなります。

項目確かめること
型番とシリーズN・B・Gのどれか。同じ長州産業でも、シリーズで出力保証の年数(30年か25年か)と希望小売価格の水準が違う
枚数と合計出力パネルの枚数と、合計で何kWか。大きいパネルと小さいパネルの組み合わせも書かれているか
1kWあたりの総額総額を合計出力で割る。国の資料の平均(既築で1kWあたり30.1万円)と比べる
パワコン型番と台数。屋内か屋外か。屋外なら自立運転コンセントの工事が含まれているか
そのほかの機器接続箱・電力計測制御ユニット・リモコンが含まれているか
架台・工事屋根材に合った工法か。足場代が含まれているか
保証出力保証・構成機器の保証・施工の保証の年数と、保証書がいつ出るか。施工店が長州産業の施工認定店か、保証書の発行まで行うか(カタログでは、長期保証の適用に施工認定店による施工と保証書発行までの手続きが必要とされています)

長州産業のNシリーズのカタログでは、構成機器の保証は15年(電力計測制御ユニット・一括制御リモコンは2年)、施工の保証(雨漏りの保証を含む)は10年です。出力保証30年・構成機器保証15年は、カタログの仕様一覧に載っている太陽電池モジュールだけでシステムを組んだ場合に適用されます。また、屋根材や架台によっては、施工の保証の対象外となる場合もあります。カタログでは、長州産業の標準の架台以外を使った場合や、陸屋根・金属の折板屋根の架台を使った場合が、施工の保証の対象外とされています。

見積書の見方と、何社に頼めばよいかは、こちらで解説しています。

→ 太陽光の見積もりの見方|単価・内訳・シミュレーションの確認点

長州産業の蓄電池の価格は、別の記事で

「長州産業 価格」で調べると、蓄電池(スマートPV)の価格が多く出てきます。この記事では太陽光パネルに絞ったため、蓄電池の希望小売価格と容量の選び方は、こちらをご覧ください。

→ 長州産業スマートPVマルチの価格と型番|容量の選び方

太陽光と蓄電池を一緒に入れる場合の価格の目安は、こちらで解説しています。

→ 太陽光と蓄電池のセット価格は?容量の組み合わせ別の相場

省エネ相談室へのご相談

省エネ相談室でも、長州産業の太陽光パネルを取り扱っています。屋根の形と電気の使い方を確かめたうえで、何枚・何kW載るかを含めたプランとお見積りをご案内しています。調査・お見積りは無料です。

他社の見積書をお持ちいただいても構いません。無理な営業はいたしません。

無料相談・お見積りはこちら

省エネ相談室が扱っている太陽光パネル・蓄電池のメーカーは、取扱メーカーのページでご覧いただけます。

→ 太陽光発電・蓄電池の取扱メーカー一覧

長州産業のパネルを使った施工事例は、施工事例一覧でメーカーや容量とあわせてご覧いただけます。

→ 施工事例一覧

よくある質問

長州産業の太陽光パネルは1枚いくらですか?

型番によります。カタログの希望小売価格(税込)は、Nシリーズの390W(CS-390N11)が255,310円、Bシリーズの340W(CS-340B81)が222,530円、Bシリーズの120Wのハーフ(CS-120B91S)が78,540円です。低反射タイプはオープン価格で、希望小売価格は定められていません。

長州産業の太陽光パネルは1kWあたりいくらですか?

希望小売価格で計算すると、NシリーズとBシリーズは1kWあたり約65.5万円(税込)、Gシリーズは約71.5万円です。希望小売価格はパネル単体の定価で、配送料・設置調整費・工事費などは含まれません(カタログの注記)。実際の見積もりの金額は、これとは別に決まります。

見積もりの金額が希望小売価格と違うのはなぜですか?

希望小売価格はメーカーが示すパネル単体の参考の価格で、見積もりの金額は販売・施工する会社が機器と工事を含めて決めるためです。値引きの大きさではなく、総額を合計出力で割った1kWあたりの金額と、パワコン・架台・工事・保証が含まれているかで比べてください。

福岡では、長州産業のパネルを何kWくらい載せていますか?

省エネ相談室にアンケートをいただいたお客様のうち、長州産業のパネルだった318件では、合計出力の中央値が6.70kW、半数のお宅が5.04〜8.16kWでした。屋根の形と広さで載せられる量が変わるため、まずは現地で確かめます。

長州産業の蓄電池の価格も知りたいです。

蓄電池(スマートPVマルチ)の構成ごとの希望小売価格は、「長州産業スマートPVマルチの価格と型番|容量の選び方」で解説しています。

まとめ

  • 長州産業の太陽光パネル(N・B・Gシリーズ)の希望小売価格(税込)は、1枚約7.1万円(109W)〜約25.5万円(390W)。低反射タイプはオープン価格
  • 1kWあたりに直すと、NシリーズとBシリーズは型番を問わず約65.5万円、Gシリーズは約71.5万円
  • 希望小売価格はパネル単体の定価で、配送料・設置調整費・工事費などは含まれない。見積もりの金額は販売・施工する会社が別に決める
  • パネルのほかに、パワコン・接続箱などの機器と、架台・工事がかかる。パワコンの希望小売価格は28.5万〜57.4万円(税込)
  • アンケートでは、長州産業のパネルの合計出力の中央値は6.70kW。施工事例として掲載している29件の中央値は5.10kW
  • 見積もりは、値引きの大きさではなく、1kWあたりの総額と、型番・枚数・パワコン・工事・保証の中身で比べる
  • 省エネ相談室でも、長州産業の太陽光パネルを取り扱っている(取扱メーカー一覧)

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