太陽光発電と蓄電池は、セットで導入すると効果が大きくなります。ただし「誰でもセットが正解」ではありません。
省エネ相談室は施工事例として福岡県内の133件を掲載しています。この133件でみると、太陽光と蓄電池を併用したのは90件、蓄電池のみが26件、太陽光のみが17件です。約3割(43件)は、太陽光か蓄電池のどちらか一方のみの導入です。
このページでは、福岡県内の併用90件のデータと経済産業省の公的データをもとに、セットで入れるべきかどうかの判断基準と、実際にいくらかかるのかをお伝えします。
個別のテーマは詳しい記事に分けていますので、気になるところから読み進めていただけます。
目次
結論|セットが効くのは「売る電気」が安いから
7.00円で売るか、27.45円の価値で使うか
併用が効く理由は、この一点に集約されます。
※27.45円/kWhは、2026年度の調達価格の算定に使う想定値(大手電力の家庭用電気料金単価の10年平均+消費税)で、各家庭の実際の単価ではありません。
| 1kWhあたりの価値 | |
|---|---|
| 九州電力に売る(卒FIT後) | 7.00円 |
| 自宅で使う(買わずに済む) | 27.45円 |
※売電単価は九州電力の卒FIT買取単価、27.45円/kWhは経済産業省 調達価格等算定委員会が自家消費の便益として示している値です。
差は約4倍です。太陽光だけだと、昼に発電した余りを7.00円で売ることになります。蓄電池があれば、それを貯めて夜に使えます。
これが併用の本質です。逆に言えば、この差が小さい時期(FIT期間中で売電単価が高い方)は、急ぐ理由がありません。
セットが向くご家庭・向かないご家庭
| セットが向く | セットにしなくてよい |
|---|---|
| 卒FITが近い、または卒FIT済み | FIT期間がまだ長く残っている |
| 電気代が月15,000円以上 | 電気代が月5,000円程度以下 |
| 夜間に電気を多く使う | 日中がほとんど |
| オール電化 | ガス併用で電気の使用量が少ない |
| 停電対策も重視している | 停電の影響が小さい |
| 南向きの屋根に十分な面積がある | 屋根が狭い、北向き、影が多い |
| 20年以上住み続ける予定 | 数年以内に転居・建て替えの予定 |
右側に多く当てはまる場合は、片方だけ、あるいは見送りをおすすめします。詳しい判断基準は蓄電池はやめたほうがいい?見送るべき5つの条件と太陽光発電のデメリット6つを金額で解説でご説明しています。
太陽光発電と蓄電池を併用するメリット・デメリット
太陽光発電と蓄電池の併用には、お金の面でも暮らしの面でもメリットがあります。一方で、初期費用や置き場所など、先に知っておきたいデメリットもあります。両方を並べてから判断してください。
併用のメリット
1. 昼に余った電気を、夜に自宅で使える
太陽光だけだと、昼に使い切れなかった電気は売るしかなく、夜は電力会社から買うことになります。蓄電池があれば、昼の余りを貯めて夜に回せます。上でお伝えしたとおり、卒FIT後に売れば1kWhあたり7.00円、自宅で使えば27.45円の価値です。この差を取りにいけることが、併用のいちばんのメリットです。
2. 売電単価が下がる時期の目減りを補える
2026年度に始める場合のFITの売電単価は、1〜4年目が24円/kWh、5〜10年目が8.3円/kWhの二段階です。5年目からは売る電気の価値が約3分の1になるため、自宅で使う割合(自家消費率)を上げる意味が大きくなります。太陽光だけの自家消費率は全国平均で35.2%です(2025年1〜8月の全国平均の実績。ダブル発電〈エネファームなどとの併設〉を除く)。蓄電池でこれを70%まで上げられた場合、太陽光側の回収は22年から14年に縮む計算になります。
3. 停電のとき、夜も電気が使える
太陽光だけの場合、停電中に使えるのは、晴れた昼間に自立運転用のコンセントからだけです。蓄電池があれば夜も使えます。家じゅうで使えるか(全負荷型)、決めた回路だけか(特定負荷型)は機種によって違います。停電時に使える範囲は太陽光発電は停電時に使える?蓄電池の有無で変わる範囲と備えでご説明しています。
4. 同時に入れれば、機器と工事をまとめられる
同時に設置するなら、太陽光と蓄電池を1台のパワコンで動かすハイブリッド型を選べます(下の「同時に入れるか、後から足すか」)。
併用のデメリット
1. 初期費用が大きい
公的な単価で、施工事例の平均構成(太陽光6.1kW+蓄電池9.8kWh)を計算すると約350〜399万円です。太陽光6.1kWだけなら約184万円なので、蓄電池の分として約167〜216万円が上乗せになります(補助金を引く前の金額です)。
2. 蓄電池の分は、お金だけでは元が取りにくい
蓄電池だけの回収年数は、夜の使用量によって25〜64年です。太陽光と合わせた回収年数も28〜32年で、太陽光だけ(22年)より長くなります。蓄電池の機器保証は10年か15年です。計算の中身は蓄電池の回収年数の計算でお見せしています。
3. 置き場所が要る
蓄電池は、屋内か屋外か、日当たりと壁の向き、運転音、周りに空けるスペースなど、置ける場所に条件があります。海に近い立地では、取扱44型番のうち重塩害地域に対応した23型番から選ぶことになります。置き場所の決め方は蓄電池・パワコンの設置場所の決め方|契約前に確かめたい7つでご説明しています。
4. 蓄電池は、少しずつ蓄えられる量が減る
蓄電池は壊れていなくても、使ううちに蓄えられる量が少しずつ減っていきます。これに備えるのが容量保証ですが、取扱44型番のうち容量保証があるのは25型番です。見積書の型番で確かめてください。詳しくは蓄電池の寿命は何年?機器保証と容量保証の違いを解説でご説明しています。
5. パワコンの交換を見込んでおく必要がある
パワコンは、国の資料で「20年間で一度は交換される」とされている機器です。ハイブリッド型は機器が1台で済む一方、交換のときは太陽光側も止まります。交換の費用は下の「設置後にかかるお金も見ておく」に載せています。
デメリットのほうが重いと感じる場合は、片方だけの導入や、見送りも選択肢です。なお、施工事例として掲載している福岡県内133件のうち約3割(43件)は、太陽光か蓄電池のどちらか一方だけの導入です。
蓄電池を付けない場合(太陽光だけ)はどうなるか
太陽光だけの場合、発電した電気はまず家で使い、使い切れなかった分は電力会社に売ります。夜など発電しない時間は、電力会社から電気を買います。
太陽光だけの自家消費率は全国平均で35.2%なので、発電した電気の6割あまりは売っている計算です。FITの期間中は売電単価が決まっていますが、卒FIT後は九州電力の買取で1kWhあたり7.00円になります。昼の余りを安く売り、夜は買うという形が続きます。
停電したときは、晴れた昼間に限って、自立運転用のコンセントから電気を使えます。夜は使えません。
太陽光だけでも、電気を買う量は減らせます。FITの期間がまだ長く残っている場合などは、まず太陽光だけを入れ、卒FITやパワコンの交換の時期に蓄電池を足す順番もあります(下の「後から足す場合の判断」)。
実際の90件はどんな組み合わせだったか

ここは他社サイトにはないデータです。施工事例に掲載している福岡県内の併用90件の内容をお出しします。
平均は「太陽光6.1kW+蓄電池9.8kWh」
| 平均 | 最小 | 最大 | |
|---|---|---|---|
| 太陽光 | 6.11kW | 1.42kW | 12.88kW |
| 蓄電池 | 9.84kWh | 4.9kWh | 14.9kWh |
「太陽光6kW前後+蓄電池10kWh前後」が福岡での標準的な構成と考えていただいてよいと思います。
蓄電池は7〜10kWhが61%
| 蓄電池の容量 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 7kWh未満 | 3件 | 3% |
| 7〜10kWh | 55件 | 61% |
| 10〜13kWh | 27件 | 30% |
| 13kWh以上 | 5件 | 6% |
7〜10kWhに集中しています。これは「大きいほどよい」わけではないためです。使い切れない容量にお金を払うことになるので、夜間の使用量から必要な容量を決めます。
計算方法は家庭用蓄電池の容量の目安は何kWh?でご説明しています。
太陽光は5〜7kWが最多
| 太陽光の容量 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 5kW未満 | 28件 | 31% |
| 5〜7kW | 34件 | 38% |
| 7〜9kW | 20件 | 22% |
| 9kW以上 | 8件 | 9% |
5kW未満も31%あります。屋根の広さや形によって、載せられる容量は変わります。
施工事例の設置先は福岡県内37市町村に広がっています(併用の90件は34市町村)。行橋市・北九州市・糸島市が多く、沿岸部から内陸部まで対応しています。
費用の全体像
公的データから、セットで導入した場合の目安をお出しします。
単価は公的資料で確認できます
| 設備 | 単価 | 出典 |
|---|---|---|
| 太陽光 | 30.1万円/kW (既築・2025年設置の平均) | 経済産業省 調達価格等算定委員会(2026年1月) |
| 蓄電池 | 17〜22万円/kWh (設備費15〜20万円+工事費2万円) | 経済産業省 定置用蓄電システム普及拡大検討会(2024年11月) |
施工事例の平均構成で計算すると
先ほどの平均(太陽光6.1kW+蓄電池9.8kWh)で計算します。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 太陽光 6.1kW(30.1万円/kW) | 約184万円 |
| 蓄電池 9.8kWh(17〜22万円/kWh) | 約167〜216万円 |
| 合計の目安 | 約350〜399万円 |
ここから補助金が引かれます。福岡県内の市町村の実施状況は【2026年度】福岡県の太陽光・蓄電池の補助金を市町村別に解説にまとめています。実施していない市町村もあるため、まずお住まいの地域をご確認ください。
これは公的な単価からの計算値で、実際の見積ではありません。屋根の条件・型番・工事内容で変わります。詳しい内訳は太陽光発電の設置費用と蓄電池の価格・費用相場でご説明しています。
太陽光と蓄電池の容量の組み合わせごとの価格の目安は、太陽光と蓄電池のセット価格は?容量の組み合わせ別の相場にまとめています。
設置後にかかるお金も見ておく
初期費用だけで判断すると、想定が外れます。
| 項目 | 金額 | 頻度 |
|---|---|---|
| 定期点検 | 約3.8万円/回 | 3〜5年ごと |
| パワコン交換 | 約38.4万円 | 20年で一度 |
ただし、セットで入れる場合はパワコン交換の考え方が変わります。次にご説明します。
同時に入れるか、後から足すか
ここが併用を検討する際の最大の分岐点です。
同時設置ならパワコン1台で済みます
| 方式 | 内容 | 向くケース |
|---|---|---|
| ハイブリッド型 | 太陽光+蓄電池をパワコン1台で制御 | 同時設置、または既設パワコンが交換時期 |
| 単機能型 | 蓄電池専用。既設の太陽光パワコンを残す | 既設パワコンがまだ新しい |
| トライブリッド型 | 太陽光+蓄電池+電気自動車 | EVをお持ち、または検討中 |
同時に設置するなら、ハイブリッド型でパワコンを1台にまとめられます。機器代と工事費の両方が抑えられ、設置スペースも1台分で済みます。
後から足す場合の判断
すでに太陽光をお使いで、これから蓄電池を足す場合は、既設パワコンの設置年が判断材料になります。
- 既設パワコンが交換時期(設置から10年以上) → ハイブリッド型にまとめたほうが総額で有利になることが多いです。パワコン交換だけでも約38.4万円かかるためです
- 既設パワコンがまだ新しい → 単機能型で蓄電池だけ足すほうが費用を抑えられます
パワコン交換の費用はパワコン交換費用で、方式ごとの対応型番は蓄電池のメーカー比較でご説明しています。
卒FITのタイミングと合わせて考える
卒FITは、併用へ切り替える自然なタイミングです。売電単価が7.00円に下がるため、自家消費に回す価値が一気に上がります。
卒FIT後の選択肢は卒FIT後の選択肢と九州電力の卒FIT買取は7円/kWhで整理しています。
機種はどう選ぶか
福岡では「海からの距離」が効きます
省エネ相談室が取り扱う蓄電池は8メーカー44型番ですが、条件によって選べる範囲が変わります。
| 条件 | 対応する型番数 |
|---|---|
| 全型番 | 44型番 |
| 重塩害地域に対応 | 23型番 |
| 屋内に設置できる | 29型番 |
| 容量保証あり | 25型番 |
糸島市・福津市・宗像市など海に近い立地では、選べる機種が約半分になります。「うちに置けるのか」で選択肢の広さが変わるため、まず立地の確認から入ります。
メーカーごとの特徴は次の記事にまとめています。
保証は年数と種類の両方を見ます
機器保証は10年と15年に分かれ、容量保証があるのは25型番だけです。安い見積が「保証の短い型番だから」という場合もあります。
寿命と保証の考え方は蓄電池の寿命は何年?と太陽光パネルの寿命でご説明しています。
省エネ相談室が価格を抑えられる理由
「安い」と書くだけでは判断材料になりませんので、構造をお伝えします。
| 分離している場合 | 省エネ相談室 | |
|---|---|---|
| 販売 | 販売会社 | 自社で一貫 |
| 施工 | 下請けの工事会社 | |
| アフター・メンテナンス | 別会社、または対応なし | |
| 価格への影響 | 各段階でマージンが乗る | 中間の費用が発生しない |
この業界では販売する会社と工事をする会社が別というケースが多くあります。その場合、間に中間マージンが発生します。
省エネ相談室は販売から施工、設置後のアフターケア・メンテナンスまで自社で行っています。だから中間の費用が乗りません。
併用の場合は、この点がとくに効きます。太陽光と蓄電池を別々の会社に頼むと、機器の相性や配線の取り合いで手戻りが出ることがあります。1社でまとめれば、設計段階から一体で組めます。
ただし「一番安い」とは申しません。海外製の安価な製品を扱う会社もありますし、相見積もりの状況で他社が安いこともあります。お伝えできるのは「同じ製品・同じ工事条件なら不利にはならない」という点です。比較していただいて構いません。
業者選びで確認できることは福岡で太陽光・蓄電池の業者を選ぶ前に確認できる6つのことにまとめています。
検討の進め方

迷われている場合、この順番で進めると判断しやすくなります。
ステップ1|手元の書類を確認する
- 電気の検針票(直近1年分あれば理想)— 使用量と電気代が分かります
- 売電の明細(すでに太陽光をお使いの場合)— 単価とFIT終了時期が分かります
- 太陽光の設置年 — 既設パワコンの交換時期の判断に使います
ステップ2|お住まいの市町村の補助金を調べる
実施していない市町村もあります。福岡の補助金一覧でご確認ください。予算に達すると受付が終了するため、時期も確認事項です。
ステップ3|屋根の条件を確認する
方位・傾斜・影・屋根材・築年数で、載せられる容量と工事内容が決まります。ここは現地を見ないと確定できません。
ステップ4|見積書を比べる
相見積もりの際は、次の項目が書かれているかを見てください。
- 太陽光:メーカー・型番・枚数・合計出力(kW)
- 蓄電池:メーカー・型番・容量(kWh)・方式
- 保証:機器保証の年数、容量保証・出力保証の有無
- 工事費の内訳(設置・電気工事・足場代・基礎工事)
- 既設パワコンをどうするか(残す/交換する)
- 補助金の申請代行を含むか、その費用
- アフターの内容(点検の頻度と費用)
「一式」だけの見積書では比較できません。総額を容量で割って「1kWあたり」「1kWhあたり」に直すと、公的データと比べられます。
テーマ別の詳しい記事
気になるところから読み進めてください。
費用・お金のこと
- 太陽光発電の設置費用は1kW30.1万円 — 容量別の目安と維持費
- 蓄電池の価格・費用相場 — 1kWh単価と容量別の目安
- 福岡県の補助金を市町村別に解説 — 実施状況の一覧
- パワコン交換費用 — 交換費用の内訳
- 太陽光パネルの撤去・廃棄費用 — 住宅用は積立制度の対象外です
売電・卒FITのこと
- 太陽光発電の発電量はどれくらい? — 容量別の目安と福岡の月別データ
- 太陽光発電の売電価格は24円と8.3円の二段階 — 2012年からの推移
- 九州電力の卒FIT買取は7円/kWh
- 卒FIT後の選択肢
機種選び・容量のこと
投資回収のこと
- 太陽光発電は何年で元が取れる? — 自家消費率次第で14〜22年
- 蓄電池は何年で元が取れる? — 25〜64年。回収目的では成立しないことを正直に
判断に迷ったとき
よくある質問
太陽光と蓄電池はセットで入れたほうがよいですか?
卒FITが近い、または電気代が多いご家庭では効果が大きくなります。売電7.00円と自家消費27.45円の差がそのまま利益になるためです。ただしFIT期間が長く残っている場合や電気の使用量が少ない場合は、急ぐ必要はありません。実際に当社が施工事例として掲載している福岡県内133件のうち約3割(43件)は、太陽光か蓄電池のどちらか一方のみの導入です。
セットでいくらかかりますか?
公的単価(太陽光30.1万円/kW・既築、蓄電池17〜22万円/kWh)で、施工事例の平均構成(太陽光6.1kW+蓄電池9.8kWh)を計算すると約350〜399万円が出発点です。ここから補助金が引かれます。屋根の条件と型番で変わるため、現地確認のうえお見積りします。容量の組み合わせ別の早見表は太陽光と蓄電池のセット価格は?容量の組み合わせ別の相場でご紹介しています。
どのくらいの容量を選べばよいですか?
福岡の施工事例では太陽光6.1kW+蓄電池9.8kWhが平均で、蓄電池は7〜10kWhが61%を占めています。太陽光は屋根に載る量、蓄電池は夜間の使用量から決めます。大きいほどよいわけではなく、使い切れない容量は無駄になります。
太陽光を先に入れて、後から蓄電池を足せますか?
できます。ただし既設パワコンの設置年で判断が変わります。交換時期(10年以上)ならハイブリッド型にまとめたほうが総額で有利になることが多く、まだ新しいなら単機能型で足すほうが安く済みます。同時設置ならパワコン1台で済むため、総額は抑えられます。
停電時はどのくらい使えますか?
太陽光だけでは日中しか使えません。蓄電池があれば夜も使えます。ただし全負荷型(家中使える)と特定負荷型(決めた回路だけ)で違います。取扱44型番のなかで対応が分かれるため、何を動かしたいかを先に決めます。
海の近くですが設置できますか?
対応機種を選べば設置できます。ただし取扱44型番のうち重塩害地域に対応しているのは23型番です。糸島市・福津市・宗像市などの沿岸部では、この範囲から選びます。現地で海からの距離を確認して判断します。
相談したら契約を勧められませんか?
「今は入れないほうがよい」という結論になればそうお伝えします。条件が合わないお宅に設置しても、後で不満が出るだけです。他社の見積書をお持ちいただいても構いません。無理な勧誘はいたしません。
まずは条件の確認からご相談ください
このページの金額は公的データからの目安です。ご自宅での実額は、屋根と既存設備を見ないとお出しできません。
省エネ相談室では、次のところまでお出しします。
- 屋根に載る太陽光の容量
- 電気の使い方に合う蓄電池の容量
- 立地で設置できる型番の絞り込み
- 補助金を引いた後の実質負担額
- 年間でどのくらい削減できるかの試算
検針票と売電明細をお持ちいただくと、その日のうちに大まかな試算までお出しできます。
まとめ
- 併用が効く理由は、売電7.00円と自家消費27.45円の約4倍の差
- 併用のデメリットは、初期費用(蓄電池の分で約167〜216万円)、蓄電池の回収年数の長さ、置き場所、蓄電池の容量の目減り、パワコンの交換
- 福岡県内の併用90件の平均は、太陽光6.11kW+蓄電池9.84kWh
- 蓄電池は7〜10kWhが61%。大きいほどよいわけではない
- 費用の目安は約350〜399万円(公的単価×平均構成)。ここから補助金が引かれる
- 同時設置ならハイブリッド型でパワコン1台。後付けは既設パワコンの設置年で判断
- 卒FITは併用へ切り替える自然なタイミング
- 福岡の沿岸部は選べる機種が約半分(44型番中、重塩害対応23型番)
- 施工事例(福岡県内133件)のうち約3割は片方のみの導入。条件が合わなければ片方だけ、または見送りが正解
- 省エネ相談室は販売から施工、アフターまで自社一貫。中間マージンが乗らない構造
太陽光と蓄電池は、条件が合えば長く効く設備です。ただし合わないご家庭に無理に入れると後悔につながります。
大事なのはご自宅の条件で数字を出してみることです。検針票を見れば、かなりのところまで判断できます。一緒に確認いたしましょう。